世界最大のクルーズ船、初航海に向けて予約受付開始 重さ23.7万トン、収容客数約7,000人
世界最大のクルーズ船、初航海に向けて予約受付開始 重さ23.7万トン、収容客数約7,000人
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、2022年に上海と香港から出航する新しいクルーズ船「ワンダー・オブ・ザ・シー」初航海の予約受付の開始を発表した。現在建設中の同クルーズ船は、完成後「世界最大のクルーズ船」として航行をスタートする。18のデッキと2,867の客室を備えた23万6,857トンのクルーズ船は、最大6,988人の乗客を収容することができるという。
現在、世界最大のクルーズ船はロイヤル・カリビアンの「シンフォニー・オブ・ザ・シー」だが、近く完成予定のワンダー・オブ・ザ・シーはそれより4%大きく、乗客定員数もクルーズ船収容人数において世界最大になるという。鳴り物入りで打ち出されるこの最新クルーズ船は、来年3月、4泊から9泊のクルーズで出航する。ワンダー・オブ・ザ・シーは、3月から11月の間は上海を出発し、大阪、福岡、神戸などの日本の都市や沖縄の島々に寄港する。11月から1月の間は香港を出発し、韓国の釜山、済州、日本の高知、沖縄、台湾の台北を経てベトナムのチャンメイまで航行する予定だ。
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルCEOのマイケル・ベイリー氏は声明の中で「ロイヤル・カリビアンにとって中国は、世界で最も重要な場所の1つであり続けている」と強調した上で「業界で最も新しく、最も革新的なクルーズ船は上海の新しいスカイラインになり、人々の想像を超えた船旅を提供することだろう」と述べた。
写真:Joe Hendrickson / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.04.22)
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