先週末、ハワイ・コンベンション・センターにて、日本のアニメやゲーム、イラストの祭典「カワイイ・コン(Kawaii Kon)」が開催され、約2万人が来場し盛況となったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
カワイイ・コンでは、アーティスト・アレイやディーラー・エリア、コスプレファッションショーやコンテストなど様々な催しが行われ、アメリカ本土や世界各国から100人以上のアーティストが参加した。リード・コーディネーターのアンヘル・ルンバオア氏は、「これはコミュニティであり、我々はファンで、ファンが集まる場を提供している。ただコミュニティのために愛を注ぎ、安全な環境でみんなが自分たちの好きなものへの愛を表現できる場にしたいと思っている」と語った。
ハワイの生活を描いた「Calabash」シリーズで知られる漫画家のジョン・ムラカミ氏や、ポケモンやドラゴンボールZなどの人気アニメをハワイ風にアレンジした作品で知られるイラストレーターのジミー・スパロウ氏など、ハワイの人気アーティストも多数参加。また、ディーラー・エリアでは、「スナック・アディクテッド」社のオーナーであるデイヴィン・フクモト氏が、スパロウ氏によるグラフィックがパッケージに描かれたユニークなビーフチップスやスナックを展示した。「目標はアーティストの支援。アーティストとのコラボレーションを積極的に行うことで、多くの人に知ってもらうきっかけにしたい」とフクモト氏は語っている。
なお今年のイベントでは、ビデオゲーム部門が拡大され、カジュアルゲームと競技eスポーツのエリアも登場した。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.4.3)