ホノルル計画許可局職員ら5人、贈収賄の疑いで起訴 F B Iが調査中
ホノルル計画許可局(DPP)の職員5人及び建築家が関与する贈収賄の申し立てをF B Iが調査している。
起訴状によると、DPP職員らは、公的事業計画に関して特定の業者から賄賂を受け取ったという。この件には前DPP職員も関与しており、元建築計画審査官のウェイン・イノウエは特に多額の賄賂を受け取ったとして非難されている。連邦捜査官によると、イノウエは過去数年の間、3人の別の請負業者及び建築業者から現金や物品で10万ドル以上を受け取ったという。また、元建築計画審査官のジェニー・ジャボニージョ、3人の現DPP職員で建築検査官のジェイソン・ダデス、カナニ・パデケン、データ・アクセス担当のジョセリン・ゴドイ、建築業者のウィリアム・ウォンもこの件で起訴されている。
リック・ブランジャルディ市長のコミュニケーション・ディレクターは、起訴されている現職員らは現在、有給で自宅待機中と述べた。ホノルル市は声明の中で、次のように述べている。
「我々はこの件に失望しており、起訴状にあるような行為を容認することはできません。この件はホノルル市民の健康と安全を確保するため働いている200名以上の献身的なDPP職員に反映されるべきではありません。調査は未だ進行中のため、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」
地元の建築請負業者は「DPPは許可プロセスを刷新すべきだ」とKHON2に語った。現時点ではプロジェクトの規模に関わらず、場合によっては数か月から1年以上、許可プロセスをクライアントに伝える方法はない。
イノウエ、ジャボニージョ、ゴドイの3人は31日に電話による公聴会を行う。残りの被告人の法廷審問は未定。
(日刊サン 2021.03.31)
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