カリヒで住宅3棟が火災
昨日午前11時40分頃、907ウィナント・ストリートにある2階建ての住宅から火が上がり、ホノルル消防署の消防士約40人が消化活動にあたったとホノルル・スター・アドバイザーが報じている。この火事で住宅3棟が焼けた。この火事による負傷者は報告されていない。
パールシティに住むタケオさん(57)は「草刈りをしていた時に爆発音が聞こえ、黒い煙が上がるのを見た」と話した。タケオさんは火災が発生したウィナント・ストリートの住宅の簡易車庫を通って敷地内に入り、ドアを蹴り開けて「誰かいるか?」と叫んだ。その後、廊下で80代後半の男性を発見。タケオさんはこの男性を外に引きずり出したあと住宅に戻り、少なくとも3つのドアを開けて中に誰か残っていないかどうか確認したという。
火災は住宅の裏側と右側から発生。カール・オオツカ火災検査官は、903と911ウィナント・ストリートの隣接する2軒の住宅の後ろにも火が広がったと話した。消防は午後1時5分過ぎに消火活動を終えた。現在火災の原因を調査しているという。907ウィナント・ストリートには9人が住んでいる。
(日刊サン 2021.03.30)
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