油まみれの1セント硬貨9万1000枚で最後の給料
ジョージア州
数ヶ月前に退職した職場の雇用主から最後の給料を受け取っていなかったジョージア州の男性が、今月初め、給料に値する額の大量の1セント硬貨が私道に捨てられているのを発見した。
フェイエットビル在住のアンドレアス・フラットンさんは、2020年11月、それまで勤めていたピーチツリーシティの自動車修理店「A OKウォーカー・ラグジュアリー・オートワークス」を退職した。フラットンさんは地元W G C L -T Vの取材に対し、「この店で1年間働き、上司のマイルス・ウォーカーとは8年間知り合いだった。しかし『有毒な』労働条件が私に『損害』をもたらした」と語った。
フラットンさんは辞職の2週間前にその旨を通知し、ウォーカーさんに辞表を提出。その際、最後の給料である915ドルが1月に支払われる約束を交わしたが、1月に入っても小切手は届かなかった上、損害の咎でウォーカーさんに告発されたという。フラットンさんはジョージア州労働局に助けを求めたが、労働局は対処しなかった。その数か月後、フラットンさんは自宅敷地内の私道の端に油にまみれた1セント硬貨の山を発見。重さは500ポンド(227キログラム)を超え、硬貨を集めて運んだ際に使用した台車の車輪が壊れてしまった。
フラットンさんは現在、大量の1セント硬貨を両替するため、硬貨のクリーニングに1日数時間を費やしている。これについて元上司のウォーカーさんは「全く身に覚えがない。フラットンは小心者だ。彼が給料を受け取ったかどうかも私には関係ない」とコメントした。
(日刊サン 2021.03.25)
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