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【ハワイニュース】ハワイで桜が見られる場所はどこ?

上品なピンク色の花を咲かせる桜は、春の訪れを告げる木として世界的に知られているが、日本では花見桜として特別な存在であり、ハワイでもこの桜が植えられた場所は歴史的な意味を持っているとKHON2が伝えている。

オアフ島ではワヒアワとマノアバレー・ディストリクト・パークに桜の木が多く植えられており、地元住民や旅行者にとって絶好のお花見スポットとなっている。

ハワイ・ヘラルド紙の記事によると、1950年代初頭、春になると日本へ桜を見に行っていた友人への贈り物として、沖縄の桜の種がワヒアワに持ち込まれたという。やがて苗木が繁殖し、その後、ワヒアワのコミュニティに寄贈された。現在では、約500本の桜の木があり、毎年開花時期には多くの人が見物に訪れている。

マノアバレー・ディストリクト・パークでは2020年、市の公園及びレクリエーション局が、ハワイで育つ桜の最適な品種を見極めるために、ワヒアワの桜とは違う日本の高知県産の苗木を植樹した。

また、ハワイ島ではワイメア地区が桜で有名だ。ハワイ島のフリーライター、ファーン・ガベレク氏によると、1953年、ハワイの日本語新聞「ハワイ報知」の創刊者フレッド・マキノ氏の記念碑として、ワイメアに桜の木がやってきたという。 そして、1972年、イサミ・イシハラ氏が増やした苗木70本が、ワイメア・ライオンズクラブによって植樹された。このワイメアの桜が咲く時期に合わせ、毎年2月にワイメア桜まつりが開催されており、今年は24日(土)に実施された。

なお、ワシントンD.C.の全米桜フェスティバルのオープニングセレモニーは2023325日に開始予定となっている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2023.3.23)

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