22日(水)の真夜中以降、オアフ島西部で珍しい降雹が確認されたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
米国立気象局(NWS)によると、オアフ島西部のナナクリとワヒアワで、22日(水)深夜以降に直径約1/4インチ(約0.6センチ)の降雹が報告された。
現在、暴風帯がオアフ島に到着しており、昨晩は大雨と雷雨が島を襲った。また、これにより洪水警報が発令されており、現時点で警報は23日(木)午後まで有効になっている。
気象予報士は、23日(木)朝の発表で、「ゆっくりとした動きの大雨と雷雨が、今日、南からオアフ島に移動し、リーワードおよびウインドワード両地域に大雨をもたらすと予想されている」と語り、河川に近づかないよう注意を呼びかけた。
23日(木)はハワイ諸島全体で、雷雨や局地的な激しい降雨が予想されているが、特にカウアイ島とオアフ島では影響が強くなる可能性が高いという。
なお、24日(金)まで微風で湿度の高い状態が続き、週末になるとにわか雨はほとんどなく、より乾燥した落ち着いた貿易風の気象パターンが予想される。26日(日)、27日(月)にかけて貿易風が徐々に南東に変わり、弱まっていくと見られており、風と湿度が戻ってくるのは来週半ばになるだろうと予測されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.23)