洪水被害地区でボランティア活動
先週大雨による洪水被害の出たノースショアのハウウラ地区とハレイワ地区は清掃作業の2週間目に入った。
ボランティアの人々とともに被害にあった家の人々は、泥をかき出し、泥を洗い流すという作業に追われている状況の中、地元の草の根活動が動き出しているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
ハウウラ地区で活動するラフイ財団では、人々の家を一軒一軒回って何が必要とされているかを聞いて回り、洗濯機と乾燥機が洪水の被害を受けて動かなくなってしまい困っているという話を受けて一般からの寄付金を募り、日曜大工センター大手のロウズから割引をもらって20台の洗濯機を購入して被害者に配達したという。
また、高齢者で泥のかき出しなどの作業ができないでいる家庭にボランティアの人々が行って、代わりに作業を行なったりしている。
ハウウラ自治会、教会、サルベーション・アーミーなどの団体も救済活動に参加しており、海兵隊、空軍、陸軍、海軍などからもボランティアがたくさん活動している。
ペプシコは10,000本以上の水、400ケースの食料と飲料を洪水被害を受けた3,000世帯に寄付した。
ラフイ財団では今週末もボランティア・グループを結成して、泥やゴミのかき出し作業と清掃作業を行う予定で、助けが必要だという。
被害地域のボランティア活動に参加したい、または寄付をしたいという方は、フェイスブックLahui Foundationから連絡をとるか、財団のウェブサイトに連絡を。
(日刊サン 2021.03.19)
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