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【ハワイニュース】HPD、求人の追い風に? 新しいインセンティブ・プログラム導入

ホノルル警察(HPD)は、深刻化する人員不足を解消すべく、新規採用者に対する新しいインセンティブ・プログラムを導入する見込みだとKHON2が伝えている。

警察労働組合によると、407人の制服人員が不足しており、1日時点では、警部補、巡査部長、刑事の欠員13名まで、犯罪捜査部門の空席がリストアップされている。また、パトロールレベルでも100人以上の欠員が出ている。

ハワイ州警察官機構(SHOPO)ホノルル支部長のニコラス・シュラパック氏は、「人手不足は限界点を超えている」と語り、より多くの人員を採用するためにインセンティブは重要だと強調した。

HPDは、新規採用者に対する業績インセンティブについて市長室と協力しており、14日(木)のホノルル市議会予算説明会で、新たなインセンティブ構想が承認されたと述べた。

HPD副署長のラーデ・バニック氏は、「新人警察官がアカデミーに入学し、一定の基準を満たした場合、そしてパトロール地区に配属され、一定期間滞在した場合など、段階的に昇進していくことになる」と語った。

HPDによると、この資金は新人に支払うのと同じ資金である管理局から支出される。インセンティブがいくらになるかは不明だが、HPDは次会計年度に120人の新人を採用しようとしており、奨励金として15万ドル、次会計年度にさらに100万ドルを支出する予定となっている。

バニック氏は、「私たちが望むのは、より多くの人々を惹きつけるだけでなく、初期の数年間に彼らを維持することにある。なぜなら、働き始めて一定期間に達すると、辞める可能性が低くなることがわかっているからだ」と語った。

HPDは、新規採用者獲得のために採用チームを強化しており、今年2月の応募数は前年同期比で28%増加した。また、近々、インセンティブ・プログラムの採用広告を出したいと考えているという。

画像:Shutterstock.com

(日刊サン 2024.3.15)

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