合同交通管理センター(JTMC)のコールセンターには、ホノルル警察、救急医療サービス、海洋安全、ホノルル消防署が含まれる。同センターは12日(火)、ベッドバグの駆除のために閉鎖されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ホノルル市の発表によると、1月にコールセンター内の部屋で2匹のベッドバグが発見された。
ホノルル市交通サービス局(DTS)のロジャー・モートン局長によると、そのうちの1匹が「クワイエット・ルーム(静かな部屋)」で、従業員の足を這っていたという。
コールセンターでは、911通報にストレスを感じたり、圧倒されることもある。クワイエット・ルームは、そういった場合に気持ちを落ち着かせるために利用することができる。
発見されたベッドバグはすぐに処理され、それ以上のベッドバグは発見されなかったが、DTSは念のため駆除業者に依頼し、燻蒸駆除が行われた。なお、ベッドバグを駆除するのは難しく、複数回の処置が必要になることもある。
駆除作業のため、12日(火)はコールセンターが閉鎖され、各機関はそれぞれのバックアップサイトにて電話対応を行った。ベッドバグがどのようにして侵入したのかは不明だが、救急車やパトカー、独房の中で遭遇することは珍しくない。
なお、JTMCは13日(水)にはすべての機関が戻り、再開する予定となっている。
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.3.13)
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