ハワイのグリーンエネルギー・ブームは、主に太陽光発電と風力発電に支えられているが、ハワイアン・エレクトリック社(HECO)は、さらに安定した再生可能エネルギーを模索中であるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
同社が注目しているのはバイオ燃料や地熱、ゴミ焼却のエネルギー変換などで、これらの再生可能エネルギー源は、時間帯や天候に左右される風力や太陽光と異なり、24時間体制での発電が可能だという。同社による最新の提案依頼書では、2033年までに500〜700メガワットの再生可能エネルギーを生成する発電所の建設が含まれている。
なお、ハワイ州では、2045年までに化石燃料から100%脱却を目標に掲げている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.9)