ホノルル警察が23歳男性と34歳男性を73歳男性殺人の容疑者として行方を追っているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
警察は3月8日(火曜日)ハワイ・ロア・リッジにある高級住宅のバスタブの中にコンクリート詰めされた遺体を発見した。
遺体はこの住宅の所有者であるギャリー・レスリー・ルビーさん(73歳)と見られている。
警察は7日(月曜日)午前10時30分ごろ、ルビーさんのアメリカ本土に住む兄弟から「連絡が取れないため様子を確認してほしい」という依頼を受けて、ルビーさん宅に所在確認のために訪問したが応答はなかったという。
そのため行方不明者届が出され、担当者が午後4時ごろ再び訪問したときに、この住宅に住んでいるという23歳男性と会ったが、ルビーさんを発見することはできなかった。
その後23歳男性は34歳男性とともに家を出て行ったが、ルビーさんの兄弟によるとルビーさんと23歳男性は親密な関係にあったという。
家の中のバスタブにはコンクリートが流し込まれて固まっており、その上には消臭の為と思われるコーヒー豆がまかれていた。
コンクリートを砕く作業が始められ、翌日、中から腐乱した遺体が発見された。
殺人事件として捜査が進められ、ルビーさんと親密な関係にあったとされる23歳男性はフアン・テジェドール・バロン(テキサス州)で、一緒にいた34歳男性はスコット・ハノン(マサチューセッツ州)と判明した。
2人は8日午前1時ごろワイキキで目撃されており、警察では行方を追っており、もしこの2人を目撃したら911通報するよう求めている。
武器を携帯しているかどうかは不明で、ルビーさんの死亡原因も調査中だ。
島外へ逃走する恐れもあるため、空港にも配備がされている。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.9)