3月8日(火曜日)デービッド・イゲ知事は会見を開き、現在施行されている屋内におけるマスク着用ルールは3月25日午後11時59分を以て解除することを発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
現在発令されている緊急命令は3月25日の期限切れとともに解除されるが、新型コロナウィルス感染が再び拡大すればまたルールが復活する可能性があることも言及した。
イゲ知事は、現在感染数が減少していることで今回の決断を下したという。
「私たちは今後も正しい方向へ数字が動いていくかどうか見守る必要があります。各島における規制が撤廃されてから1週間以上が経ちますが、コロナ感染者数と入院者数が着実に減少しています。この動きが今後も続けば私たちは安心感を持てるようになるでしょう。そして命令が期限を迎える3月25日までにさらに数字が低くなることを期待しています」
イゲ知事は、コミュニティーの人々を守るために自分を犠牲にして協力してきた一般市民に対して感謝の意を表し、パンデミックに対するハワイ住民の対応を誇りに思うとした。
ハワイ衛生局のリビー・チャー局長は、命令は終了するものの、高齢者や持病などで免疫システムに問題を抱える住民に対して引き続きマスク着用を推奨した。
また、学校や、人混み、公共交通機関の中でもマスク着用が推奨されており、ワクチン接種を終了していない人の周囲においてもマスク着用が勧められている。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.9)