間違って寄付されたジャケットに入っていたのは
テキサス州ハースト市での出来事だ。
家の中でいらなくなったものを片付けていた妻は、夫の古いジャケットも一緒に地元のグッドウィルに寄付をした。
その事を知った夫は真っ青になって、グッドウィルの店舗に走った。
「妻が5,000ドルの現金の入った私のジャケットを間違って寄付してしまった」というのだ。
グッドウィルのマネージャーによると、毎日50件から2,300件の寄付があるため1枚のジャケットを見つけるためには、全ての袋を手作業で探すことになるという。
数週間経ってもお金の入ったジャケットは見つからないため、ほとんどあきらめかけていた時、1人の従業員が封筒を見つけたのだ。
5,000ドルの入った封筒を見つけたマキエラさんは、その後その誠実さを表彰されてボーナスを受け取ったとフォックス・ニュースが伝えている。
グッドウィルでは、一般から寄付されたものを店舗で販売することで、障害のある人々やその他仕事を見つけることが難しい人々に雇用のチャンスとトレーニングをしている。
「全ての寄付をありがたく頂戴していますが、どうか寄付する前にはポケットに何か残っていないかどうかの確認をお願いします」と述べている。
そもそも5,000ドルもの現金がなぜ古いジャケットのポケットに入っていたのかという理由については不明なままだが、それは夫婦間の問題かもしれない。
何はともあれ5,000ドルが戻って良かった。
(日刊サン 2021.03.08)
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