2月27日(日曜日)朝、コロラド州ボルダーにある家のペットが裏庭で遊んでいたときにウッドデッキの下に潜り込んだので家族が覗いてみると、そこにはピューマ(Mountain Lion)がいたとフォックス・ニュースが伝えている。
すぐに公園野生動物局に連絡をすると担当者が現場に到着した。
麻酔銃を撃ちこんでピューマを眠らせてからウッドデッキ下から移動させて人里離れた地域に放したという。
対応をしたタイラー・アスニカー氏によると、「野生動物が街にやってくることは珍しいことではありませんが、今回の件では人がたくさん住んでいる住宅地域だったので、ピューマのような大型の肉食動物がいるのは危険です。人間にとっても野生動物にとってもお互いに距離をとって暮らすことがベストなので、別の場所に移動させるのが一番良い対応です」と述べている。
「ここ数週間に、周辺の住宅が飼っている数匹のペットがピューマのような動物に襲われているので、もしかしたら今回のピューマの兄弟かもしれません。冬には山にエサがなくなるので、街に降りてくることがあります。ピューマのような野生ネコ類は山に住んでいるので、ボルダーでは見かけるのは珍しいことではありません。クマもいますし、コヨーテもキツネも住んでいます。気をつけるべきですが、怖がる必要はありません。ペットや子供たちが襲われないように周囲の人は周りに野生動物がいないかどうか気を配ってください」ということだ。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.3.1)
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