ロシア軍によるウクライナ侵攻が本格的に開始され、キエフでは市街戦が始まったと報道されている今、戦禍に巻き込まれているウクライナの一般の人々をどうしたら支援できるのだろうかという考える人々のために、フォックス・ニュースが募金活動を行っている団体を紹介している。
慈善活動や募金活動をする団体はたくさんある中で、「チャリティー・ナビゲーター」という団体が、財政や運営の透明性や効果性などの点から見て高い評価を受けており、ウクライナの人々の支援に役立つと思われる団体を挙げている。
「チャリティー・ナビゲーター」はアメリカ国内で慈善活動をしている団体を評価する団体だ。
- セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)
「過去8年にわたり紛争が続いていたウクライナ東部の子供達は暴力、砲撃、避難の中で暮らしてきました。今回の侵攻はウクライナの家族に破壊的な結果をもたらすでしょう」と支援を呼びかけている。寄付された金額の85%が直接支援に使われている。
- プロジェクト・ホープ(Project HOPE)
「ロシア軍のウクライナ侵攻によって数千万人の人々が自宅から避難することになるでしょう。生活必需品や衛生用品など、様々な物資が必要となります」と述べている。寄付金の87%が支援に使われている。「私たちは医薬品や医療器具をウクライナの紛争地域に送っています」
- グローバル・ギビング(Global Giving)
世界で初めて、かつ、最大のクラウドファンディングによる募金活動を行っているコミュニティーで、「一定の範疇にある人々のための公共の利益のために」救済活動を行い長期的回復のために活動している団体へ支援提供を行っている。現在300万ドルを目標にクラウドファンディングによる募金活動を開始しており、25日朝の時点で135,000ドルが集められている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.25)