有名レストランチェーンの「アウトバック・ステーキハウス」がハワイを去ることになったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
アウトバック・ステーキハウスは、17日(土)、ハワイにあるカポレイ、コナ、ワイピオの3店舗すべてを閉店することを発表した。最終営業日は18日(日)で、従業員への事前告知はほとんどなく、突然の発表だったようだ。
18日(日)の最終営業日、各店には多くの顧客が訪れ、閉店前にギフトカードを使おうとする人の姿も見られた。来店客のひとり、デリック・ホリウチ氏は、「私たちハワイの顧客を見捨てるということは、私たちからの収入も手に入らないということだ」とコメントした。
アウトバック・ステーキハウスの経営企業は、声明にて、「閉店は決して簡単なことではない。これは経営上の決断であり、経営陣やスタッフの責任ではない。全従業員には退職金が支払われることとなっている」と述べている。
別の来店客であるロメオ・イブラール氏は、「従業員にとっては特に悲しいことだと思う。閉店が知らされたのが1週間前とか1日前というのはどうなのか」とコメントした。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.2.20)