シャカをハワイの公式ジェスチャーとするための動きが具体化しているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ハワイの議員らによって検討されている下院法案2736は、ハンドサインのシャカとハワイとの結びつきを成文化する法案だ。
シャカサインの起源には諸説あるようだが、最もよく知られているのは、1940年代まで遡る話で、製糖工場で働くハマナ・カリリは、ライエの労働災害で3本の右手中指を失った後、小指と親指だけで手を振っていたというものだ。
シャカサインのルーツに関するドキュメンタリーを制作した映画監督のスティーブ・スー氏は、7日(水)の下院会議でこの取り組みを支持する証言を行い、もしハワイがシャカの所有権を宣言しなければ、他の州もシャカの所有権を宣言するだろうと語った。
「シャカサインは、カリフォルニアでは『気楽にいこう』といった意味をもつハングルースと呼ばれている。もしカリフォルニアが先に所有権を主張したら、我々にとって良くないことではないだろうか? シャカの意味にも、アロハの意味にもよくない。テキサスはロングホーンズとして使うかもしれない。ユタ州ではBYU(ブリガムヤング大学)が『なぜ』の意味で使っている。このような似たようなジェスチャーの使い方はたくさんある」
この「シャカ法案」は、7日(水)の委員会採決を通過し、下院でのさらなる審議が進められる予定となっている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.2.8)