もうオレンジは食べたくない
4人の中国人男性が出張で中国南部に出かけた時、家にお土産として持って帰ろうとオレンジを巨大な箱にいっぱい詰めて、帰りの飛行機に乗った時の話をフォックスニュースが伝えている。
もうすぐ到着という着陸30分前になって、このオレンジを持って空港に到着すると輸送費として300元(アメリカドル換算すると46ドル)を支払わなくてはならないことが判明した。
そこで4人はどうしたか?
箱に入っていたオレンジを到着までに全て食べるということにしたのだ。
その箱の重さは30キロで、オレンジ一つの重さは平均で165グラムだから、単純計算をしてみると182個のオレンジが入っていたことになる。
これを4人で平均に食べたとして1人45個。
結局4人はオレンジを全て食べ切って追加料金を免れたそうだが、オレンジの酸味で口の中がヒリヒリ痛んだそうだ。
300元が彼らにとってどれだけの金額なのかわからないが、1人75元を払うのが嫌で45個のオレンジを食べなければならないとしたら、あなたならどちらを選ぶだろう?
4人は「もう2度とオレンジは食べたくない」と言ったと伝えられている。
(日刊サン 2021.02.03)
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