ロングス・ドラッグでワクチン接種もうすぐ
2月11日からハワイ州内の7カ所のロングス・ドラッグで、コロナワクチンの接種を受けることができるようになるとKHONが伝えている。
現時点では、具体的にどの店舗となるのか全ての店舗名は公表されていないが、4島の全てで行うとしている。
オアフ島内ではホノルルとカネオヘ、マウイ島ではカフルイ、ハワイ島ではヒロ、カウアイ島ではカパアにある店舗となる見通しだ。
接種ができるのは75歳以上の高齢者のみで、2月9日から予約の受付を開始する。
アメリカ本土では、ウォールグリーンでのワクチン接種が行れることになっているが、ハワイ州では現時点では接種を行うことになっていないという。
モデルナ社とファイザー社の2社のワクチンが現在承認を受けているが、両社のワクチンは2回接種が必要で、厳密な冷凍保存の必要がある。
一方、現在アメリカ食品医薬品局(FDA)からの承認を待っているジョンソン&ジョンソン社が開発したワクチンは1回の摂取で効果を発揮すると言われており、しかも通常の冷蔵保存が可能とされている。
このジョンソン&ジョンソンのワクチンが承認されれば、より町の薬局でワクチンの接種が進むと予想される。
ジョッシュ・グリーン副州知事によると「ジョンソン&ジョンソンのワクチンは一回の接種で良いために、多くの人はこちらを選択するだろうし、運営する側も楽になる。このワクチンは全ての症状を予防するためにはそれほど効果的ではないかもしれないが、重症化や入院、死亡を防ぐことができる」と述べている。
「このままうまくいけば、次の1C接種グループ(65歳から74歳までの住民と16歳以上の持病がありリスクの高い住民)が3月までにワクチン接種を受けられるようになるかもしれない」
16歳以上の全ての住民が対象となる2グループに対する接種開始は5月か6月となると見られている。
ロングズ・ドラッグでの予約は電話(800)746-7287もしくはこちらから。
写真:Tada Images / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.2.3)
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