【ハワイニュース】ハワイアン・エレクトリック社が提案する「電気代節約5つのコツ」
調査会社Finder.comは昨年4月、ハワイ州の1世帯の電気代の平均は月168ドルで、全米50州で最も高いという調査結果を発表した。以降も電気代は上昇し続けているが、先週、ハワイアン・エレクトリック社が、電気代を節約するための5つのコツを同社のホームページで公開した。同社が提案する「電気代節約5つのコツ」は下記の通り。
・給湯器の水温を華氏120℃(摂氏49℃)に設定
・エアコンの温度を華氏73℃(摂氏23℃)以上に設定
・エアコンのフィルターを定期的に掃除し、ほこりを溜めない
・冷蔵庫・冷凍庫のスペースの利用を75%程度に留める
・照明には、LED電球を使用
給湯器については、ほとんどのメーカーで、初期水温が華氏140℃に設定されているため、使用する際は120℃に変更することが推奨されている。ハワイアン・エレクトリック社によると、給湯器の水温を華氏20℃下げることによる体感温度の違いは生じない上、エネルギー消費を少なくし、給湯器内のミネラル蓄積や腐食を減らすという。
エアコンについては、フィルターを定期的に掃除することと、設定温度を華氏73℃以上にすることが勧められている。フィルターにほこりが溜まると、エアコンの作動率が下がり、より多くの電気が消費される。
冷蔵庫と冷凍庫については、保管する食料を詰め込まずに、スペース内の75%程度に留めておいた上で、温度は華氏35~38℃(摂氏1.7~3.0℃)に設定するとよい。また、LED電球のエネルギー消費率は、従来の電球に比べて少なくとも75%少なく、最長で50倍長持ちする。
「電気代節約5つのコツ」のさらなる詳細は、ハワイアンエレクトリック社のホームページ(英語)まで。
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写真:
(日刊サン 2022.1.31)