全米で食料品の価格が高騰しているが、特定の州ではさらに高くなっている。国勢調査局の家計調査によると、ハワイ州の食料品価格は全米で最も高いことがわかったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
国勢調査局によると、アメリカの家庭では週に約270ドルを食料品に費やしている。正確な金額は、その家庭の人数によって変動し、住んでいる場所によっても異なる。
ハワイ州では1週間の食料品価格は333.88ドル(約4万9000円:148円/ドル換算)で、全米で最も高いことがわかった。次いでアラスカ州の328.71ドル、3番目はカリフォルニア州の297ドルとなっている。
食料品が高額な州、上位10位:
- ハワイ州(333.88ドル)
- アラスカ州(328.71ドル)
- カリフォルニア州(297ドル)
- ネバダ州(294.76ドル)
- ミシシッピ州(290.64ドル)
- ワシントン州(287.67ドル)
- フロリダ州(287.27ドル)
- ニューメキシコ州(286.39ドル)
- テキサス州(286.19ドル)
- ルイジアナ州(282.95ドル)
一方、食料品に最もお金をかけない州はウィスコンシン州で221.46ドル、以下アイオワ州、ネブラスカ州、ミシガン州、インディアナ州と続く。
食料品が安い州、上位10位:
- ウィスコンシン州(221.46ドル)
- アイオワ州(227.32ドル)
- ネブラスカ州(235.12ドル)
- ミシガン州(236.38ドル)
- インディアナ州(239.11ドル)
- ウエストバージニア州(239.24ドル)
- ニューハンプシャー州(239.33ドル)
- ミズーリ州(244.43ドル)
- デラウエア州(246.21ドル)
- モンタナ州(246.42ドル)
なお、HelpAdvisorの分析によると、アメリカの平均的な家庭は1カ月に約1000ドルを食料品に費やしているという。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.26)