州保健局(DOH)は、微生物汚染のため、一部のロビタシン咳止めシロップに関してリコールを発表したとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
今回リコールが発表されたのは、「ハレオン」社が製造する「ロビタシンハニーCFマックスデイ・アダルト(Robitussin Honey CF Max Day Adult)」と「ロビタシンハニーCFマックスナイトタイム・アダルト(Robitussin Honey CF Max Nighttime Adult)」で、合計8種のロットが対象となる。これらの製品はハワイを含む全米の薬局や小売店に流通している。
DOH食品医薬品部門は、消費者に対し、ロット番号と有効期限を確認し、リコール対象製品を所有しているかどうかを確認することとと、もし対象商品がある場合は直ちに使用を中止し、製品を安全に廃棄するか、購入場所に返品して払い戻しを受けるよう勧告している。
リコール対象製品は以下のとおり。
●ロビタシンハニーCFマックスデイ・アダルト(4オンス入り)
ロット番号:T10810、有効期限:31OCT2025
●ロビタシンハニーCFマックスデイ・アダルト(8オンス入り)
ロット番号:T08730からT08733、有効期限:31MAY2025
ロット番号:T10808、有効期限:30SEP2025
●ロビタシンハニーCFマックスナイトタイム・アダルト
ロット番号:T08740とT08742、有効期限:30JUN2026
アメリカ食品医薬品局(FDA)によると、免疫不全の人が本製品を使用した場合、「真菌血症や播種性真菌感染症のような重篤な、あるいは生命を脅かす有害事象」を引き起こす可能性があるという。なお、DOHによると、これまでのところ、この製品による副作用の報告はない。
消費者は、この製品に関連すると思われる何らかの問題が発生した場合は、かかりつけの医師または医療提供者に連絡する必要がある。
このリコールについて質問がある場合は、ハレオン社の消費者対応チームに電話する(1-800-245-1040、ハワイ時間の平日午前3時から午後1時まで)か、Eメール([email protected])で問い合わせることができる。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.1.25)