毎年恒例の国勢調査のひとつである「ポイント・イン・タイム(PIT)カウント」が、23日(火)に行われるとKHON2が伝えている。
PITカウントとは、米国住宅都市開発省(HUD)が義務付けている国勢調査のひとつで、シェルター、道路、ビーチ、車など、本来居住場所ではない所でホームレス状態にあるすべての人々の実情を調査するもの。2年に1度行われている。
2023年のPITカウントでは、オアフ島には4028人のホームレス状態の人がおり、2022年の3951人から増加したことがわかった。ただし、この数字は単に増加を示唆するものであり、ホームレスの正確な数というわけではない。
オアフ島でのPITカウントを行う「パートナーズ・イン・ケア」の関係者は、「PITカウントのあらゆる瞬間にチャンスが潜んでいる。それは、統計を超えて洞察し、ホームレスの背後にある人々の顔を認識し、シェルターのない人々のための永続的な解決策を生み出すという取り組みのもとに団結するチャンスだ」と述べている。
23日(火)に2024年のPITカウントが完了すると、その報告書は4月にHUDに提出され、6月には一般に公開される。公開される報告書にはさらに人口統計学的情報が含まれ、個人をうまく収容し、彼らのニーズに合ったサービスを提供するための道筋を決定する際に、プロバイダーや地域社会を支援するために使用される。
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画像:Shutterstock.com / Theodore Trimmer
(日刊サン 2024.1.22)