ハワイ島のコナ国際空港の滑走路で2本の亀裂が見つかり、15日(月)夕方から夜にかけて閉鎖された後に16日(火)に再開されたが、さらに3本目の亀裂が発見されたとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
さらなるフライトの混乱を避けるため、3本目の亀裂の修復作業は17日(水)の深夜から翌18日(木)の未明にかけて行われた。なお、亀裂の大きさは発表されていない。
15日(月)午後に発見された2本の亀裂により、午後4時20分に滑走路の閉鎖を余儀なくされ、太平洋を横断する9便と島間便17便の計26便に混乱が生じた。1便が迂回し、3便がキャンセルされた。
州運輸局(DOT)のエド・スニフェン局長によると、コナの滑走路は1万1100フィート(約3383メートル)以上ある。グリーン知事によると、飛行機が着陸するには少なくとも6500フィート(約1981メートル)の滑走路が必要だという。
コナは降雨量が少ないが、突然最大2インチ(約5センチ)の雨が降ることがある。15日(月)の修復作業で、滑走路の下に水の層が発見され、おそらくそれが滑走路を掘り崩し、亀裂につながったとみられている。
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画像:stock.adobe.com / kittima
(日刊サン 2024.1.18)