1月16日(日曜日)、オアフ島ワイアラエ・カントリークラブで先週木曜日から開催されているソニーオープンの最終日で、松山英樹選手が優勝したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
最終日のスタートは、ラッセル・ヘンリー選手が1位、松山英樹選手は2打差で2位につけていたが、松山選手は一時5打差まで引き離されたもののそこから猛追して最終18番ホールでバーディーを奪ってタイに持ち込んだ。
ラッセル・ヘンリー選手とのプレーオフは18番ホール(パー5)で、松山選手は3番ウッドで276ヤード、第2打目でグリーンにのせて、第3打目でパットを沈めてイーグルという素晴らしい結果で優勝に輝いた。
対するラッセル・ヘンリー選手はボギーという結果に終わった。
松山選手は第2打目がどこに落ちたのかフェアウェイからは見えなかったが、18番ホールのグリーン周辺の観客から湧き上がった歓声でグリーン上にのったことがわかったという。
プレー後の記者会見で松山選手は「本当に嬉しく思います。昨年10月のZOZOチャンピオンシップでもプレーオフで優勝して、ここソニーオープンでも同じくプレーオフを制して優勝できました。特にこのコースでは今までうまくプレーができていなかったので、特に嬉しいです」と述べている。
2打差から始まって18番ホールで追いついたことに関しては「タイガー(ウッズ選手)はこういう経験を何度もしています。ラッセルと僕が優勝を争うことになったのはこれが初めてですが、プレーオフに持ち込むことができて驚きました」
ヘンリー選手は2013年にソニーオープンで優勝しており、もし2度目の優勝となっていれば47年のソニーオープンの歴史の中で6人目となっていた。
3位はケビン・キスナー選手とシーマス・パワー選手、5位はマイケル・トンプソン選手とルーカス・グローバー選手だった。
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写真: Hafiz Johari / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.1.17)