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オンライン授業の試験でカンニング

オンライン授業の試験でカンニング

新型コロナウィルス感染拡大によってほとんどの学校や大学がオンラインによる授業へと移行したが、一部の学生が大学の学期末のテストで、本来なら認められないインターネット上の探索やツールを使ってカンニング行為をしていたことが判明したとフォックスニュースが伝えている。

テキサス農業工業大学では、財政学のテストで問題を読むよりも早く回答していたことがわかり、しかもかなり大きな人数で行われていたという。

大学側はその後問題があったとされた学生に対して追試を行なったが、合格できないで不正行為があったと判明した学生は最悪の場合は退校処分となると発表された。

しかし、このような不正行為はまだあったようだ。

リモート授業とオンラインでの宿題提出がほとんどだった2020年には、北テキサス大学ではカンニング行為が20%増加し、テキサス州立大学では30%にも上ったという。

名門シカゴ大学では、コンピューターサイエンスの授業で、課題を終わらせるためにたくさんの学生がお互いにコードをコピーしていたことがわかった。

「シカゴ大学の歴史の中で、このような大規模な不正行為が行なわれたことは非常に遺憾である」と学生全員にメールが送られたという。

カナダのブリティッシュ・コロンビア大学では100件の不正行為が数学の授業で見つかった。

オンライン上に「チェグ」というウェブサイトがあり、本来は大学生に対してオンラインでの家庭教師のようなサービスを提供しているのだが、一部の学生はそのサービスを悪用していたという。

「チェグ」の広報担当者は「チェグは190カ国で数百万人の学生の勉強をサポートしており、我々のサービスを悪用する行為については非常に遺憾だ」としている。

しかし「チェグ」は以前にもボストン大学やジョージア工科大学においても不正行為に使われていたという。

(日刊サン 2021.01.15)

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