ハワイ・ウクレレ協会(Ukulele Foundation of Hawaii)は、2月17日から19日までの3日間、「ウクレレ・ピクニック」の開催を発表したとKHON2が伝えている。
このイベントには地元からや国際的なミュージシャンが参加し、ホノルル市内の数カ所で演奏を行うという。
参加者は、高木ブー(元ザ・ドリフターズ)、ライアテア・ヘルム、マーク・ヤマナカ、カレイ・ガミアオなどだ。
主催団体の会長である関口和之氏(サザンオールスターズ)は、「ハワイにはたくさんの魅力がありますが、音楽、特にウクレレは素晴らしく、まるで優しいそよ風のように空気を満たしてくれます。2009年に初めてのウクレレ・ピクニックを開催して以来、多くの人々にとってハワイアン・ミュージックを代表するウクレレを通じて、ハワイの文化を共有することが私たちの目標です」と語っている。
ウクレレは本来ハワイとは関係のない楽器だったが、今ではハワイアン・ミュージックに欠かせないものだ。
元々はポルトガルのマデイラ島というところで発明され、1800年台後半にサトウキビ農園で働くために連れてこられたマデイラ人によってハワイにもたらされたと伝えられている。
2月17日(金)のオープニングイベントは、午後12時から2時までモアナ・サーフライダーのビーチ・バーでスペシャル・ライブが行われることになっている。
今年でウクレレ演奏75年を迎える90歳の高木ブー氏をはじめ、荻野目洋子さん、野村義男さん、エバラ健太さん、関口バンドが参加する。
18日(土)には、午前11時30分から午後5時30分までの6時間30分、アラモアナ・センターのセンターステージで様々なミュージシャンが演奏を披露する無料イベントが行われる。
最終日はクィーン・カピオラニ・ホテルにあるDECKで午後4時から7時までパーティが行われる。このパーティの参加にはチケットの購入が必要。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.11)