【ハワイニュース】ワイキキに低中所得者向け賃貸用高層コンドミアム 申し込み受付中
20年以上ぶりとなる賃貸用高層コンドミアムがワイキキに建設されているが、そのうち38室のワンルーム(ストゥーディオ・タイプ)は低中所得世帯専用となっており、抽選で入居者が選ばれることになっているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
リリア・ワイキキと名付けられたこの高層コンドミアムはクヒオ・アベニューに面してワリナ・ストリートとカネカポレイ・ストリートの間に位置しているが、2年以上の工事が行われてきて今年5月に完成予定となっている。
先週から始まっている低中所得世帯向けの専用受付は3月1日に締め切られ、3月3日に抽選が行われる予定だ。
この抽選に応募できるのは、ホノルル市の中間所得額の80%以下である世帯に限られている。
単身世帯では67,680ドル、2人世帯では77,360ドルとなっている。
38室のワンルームの広さは326平方フィートから443平方フィートで、家賃は1,320ドルとなっているがこの金額は今年の中間所得額によって変わる可能性がある。
この金額はワイキキの高層賃貸コンドミアムとしては低く抑えられており、近くにあるワイキキ・ワリナ・アパートメントの360平方フィートのワンルームの家賃は月1,600ドルとなっている。
一般用賃貸は363室あり、ワンベッド、ツーベッド、スリーベッドおよび最上階ペントハウスとなっており、家賃は月2,500ドルからだ。
28階建のコンドミアムにはプール、スパ、フィットネス・センター、屋外グリルやラウンジが完備されている。
低中所得世帯を対象とする申し込みや詳細はこちらから。
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写真: Shutterstock
(日刊サン 2022.1.10)