プロアメリカンフットボールチームのデトロイト・ライオンズは今シーズン5勝11敗という結果で最下位に沈んだが、それでもお祝いする理由があるとフォックスニュースが伝えている。

ライオンズのキッカーであるマット・プレイターが今シーズン最も長い距離のキックゴールを決めたことで、21歳以上のデトロイト市民は無料のバドライトをもらえることになっているからだ。

当初バドワイザー社が製造工場の拠点としているコロラド州デンバーにあるチームであるデンバー・ブロンコを応援するために、ブロンコのキッカーのブランドン・マッカマナスが2013年にプレイターが打ち立てた記録を破る長距離キックゴールを決めたらデンバー市民に無料でビールを提供するとツイートしたことから始まった。

それに対してプレイターは、「もし俺が自分自身の記録を破ったら、デトロイト市民に何をしてくれる？バドワイザー？」とツイートした。

それに答えてバドワイザーは「マッカマナス対プレイター。どちらが記録を破っても、バドライトを市民に無料進呈だ」とツイートしたのだ。

プレイターは59ヤードという距離からのフィールドゴールを決めて、マッカマナスを打ち負かした。

バドワイザー社はどうやってデトロイト市民に無料のバドライトを配るかまだ発表をしていないが、ツイートしている。

「ライオンズよ。約束は忘れていない。デトロイトの人々のために実現させよう！」