現在ハワイ州で使用されている虹のデザインのナンバープレートは、1991年に採用されたもので、すでに30年が経過している。
ナンバープレートにはアルファベットで始まる番号がついているが、現在は「W」で始まるものが発行されているところで、残っているのは「X」「Y」「Z」のみだ。
「Z」までの全ての組み合わせが出尽くすまでには数年かかると見られているが、州当局では新しいデザインを採用する方向で動いているとKHON2が伝えている。
刷新する期日は決定してはいないが、ホノルル市カスタマーサービス局によると、新しいデザインの選定方法について検討する初期段階だという。
市民の中には、以前のデザインの復活を望む声もある。
ウィンドワードに暮らすカウィカ・ミランダ氏は、「カメハメハの顔の入った昔のデザインを復刻させてほしい」とコメントしている。
チャック・ガーナー氏は、これまで使用してきたナンバープレートを自分の経営する店舗内に飾っている。同氏は、ハワイ州が希望ナンバーを選べる制度を採用して以来、「KALE」をナンバープレートとして使い続けているという。
「1969年、1976年、1981年のナンバープレートがある。今後どのようなデザインになっても『KALE』を変えるつもりはないが、ハワイらしいデザインになることを望んでいる。サーフィンやカヌーといった全く別のデザインもいいかもしれない」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.1.5)