ハワイ州運輸省(HDOT)空港局は15日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、ノースショア、モクレイアにあるディリンガム飛行場の陸軍への返還期限を1年間延長したことを発表した。HDOTは当初、同施設の利用許可を2020年6月30日までとしていた。
HDOTは2021年6月30日までに米陸軍とのリースを終了するとし、その日までにスカイダイビングや遊覧飛行など、同飛行場で行うすべての利用許可が終了するとしている。事業者は、来年6月末までに代替場所を探す。事業者が得ているすべての許可は継続して有効。
同局のジェイド・ブダイ局長は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、事業者が適切な代替場所を見つけたり、資材を飛行場から移動することが、当初の期限である2ヶ月後の6月末までには困難である可能性が高いのを考慮してのこと」と述べた。
(日刊サン 2020.4.18)