ジョシュ・グリーンハワイ州副知事が6日発表した。それによると、州内のベッド数は右記の通り。
また、副知事は第一線で働く医療従事者や救急隊員の検査を迅速に行うためのチームが結成され、テストを開始したと発表した。
このチームは州全体の医療関係者で構成される。治療や救急搬送時に適切な防護具を使用していなかった患者がのちに陽性と判明した場合の、その後の隊員たちの検査や処置、隔離を迅速に行うもの。検査対象者は医療従事者、警察、消防、救急隊員など。
2020年4月6日現在の州全体の病院収容状況 |
市民による外出時の布製マスク着用を賞賛
ジョシュ・グリーン副知事は、ハワイコミュニティが市販マスク、手製の布製マスクの着用に関し、情報交換をするなど、コミュニティが助け合っていることに対し敬意を表している。
ただし副知事は「マスクは個人がウイルスに感染するのを防ぎません。そのため、布マスクを着用している場合でも、人々は家にとどまること。また外出時には指示に従い、公共の場でソーシャル・ディスタンシング(社交的な距離)を保ち続けることが重要」と話した。
日本と違いアメリカではマスク着用の習慣がないが、現在、多くの住民が外出時にはマスクを着用したり、ハンカチなどで顔を覆い、市民全体で感染拡大を防いでいる。
(日刊サン 2020.4.9)