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デジタル版・新聞

アラ古希からのユルユラAlohaマインド

【60代からのユルユラALOHA留学】KOKI EXHIBITION

 11月29日から12月4日まで、銀座奥野ビル二階のギャラリーにて、8人のグループ展へ参加しました。以前から決まっていたわけではなく、私がこちらの展覧会のお誘いを画廊のオーナーから急に頂きましたのは11月13日でした。かなりタイトなスケジュールだと思いましたが、KOKI EXHABITIONは古希(70歳)展だと伝えられたのです。もうすぐ72歳の私は、参加をする約束をして毎日必死で作品作りをしました。

 奥野ビルは、2021年に88歳を迎えたアンティークな佇まいで趣がある建物です。建てられた当初は東京でも珍しい1Kのモダンアパートだったそうです。第二次大戦中GHQは戦争が終わると自分達での使用も考慮していたとか? しかし、天井の高さは欧米人にはとても低く、おまけに各室にシャワーも付いていないということがネックで、彼らはせっかくそこだけ空爆せずに残したにも拘らず、使用を諦めたとの逸話も聞いたことがあります。

奥野ビル(銀座)

 その後、各室のほとんどがアートギャラリーとなりつつ、今尚各々リフォームの形を少しずつ変えながらも外観は昔の姿をほぼ保ちつつ周りの近代的ビルとも違和感なく溶け込んでいる姿が魅力的です。そして、そこを訪れる人々の心を、その建物はmiddle ageのみならずyoung peapleのハートもなごませてくれているようです。

 私は、30年以上自分なりにマグネットアートを追及し続けてきています。鉄とマグネット、付いたり離れたり動かしたり出来る面白さにこの先も付き合っていくつもりでいます。

 今回は、アクセサリーの紐は細い鉄線を重ね、そこに絹の糸を染めたもので巻き続けて作りました。出来上がったもの見ると、古代文明の装飾品にも似ているような気がしてきました。ですから、タイトルはマグネットアートアクセサリー『アステカ文明への夢想』にしてみました。

 展覧会の案内ダイレクトメールのサブタイトルには、こんな言葉が。

 「老年は愉しみに充ちている、もし君がその使い方を心得ているなら。 ―セネカ(Seneca)」

作品名『アステカ文明への夢想』

  ハワイ留学へ 60代からのユルユラAloha留学 No.109

蒼井 絹子

北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。 

1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用 

1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当 

1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設 

1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞 

2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞 

2003年 東京に工房・オフィスを開設 

2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞 

2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選 

2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学 

2015年1月17日 同校卒業 

2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓

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