アジサイの花から
6月11日に新型コロナ感染症への東京アラートが9日ぶりに解除されました。とはいえ、その日も25人の感染者が出たとの発表がありました。小池都知事は、これからはwithコロナの時代を生き抜きアフターコロナに向うのだから、東京アラートが解除になっても、三密は控えて自粛生活スタイルは忘れずに油断は禁物で、とテレビで伝えていました。
解除後久しぶりに早朝の5時半からほぼ一時間の散歩をして来ました。近くの公園には、アジサイがたくさん咲いていました。小鳥達のさえずりもあり、マスクを外すと木々の香りもしてきました。早朝の散歩はコロナの事をひと時忘れさせてくれました。5月頃から7月頃まで咲くといわれているアジサイの紫やピンクや白の美しさに心が癒されたひと時でした。
花はこんなにも人の心に癒しを与えてくれるものだったのだ、と、あらためて思いました。美しいこのアジサイ達は、巷のコロナ騒動は知らないで、いつもと同じように花開く季節にその華やいだ美しい色を見せてくれています。ありがとう、と声をかけたくなってしまいました。
母の日に贈る花といえば、カーネーションですが、最近は、「あじさい(紫陽花)」も人気とか。あじさいの花言葉は「移り気」「浮気」「無常」。花の色が時期によって変化することから付けられた花言葉だったそうです。でも、色ごとの花言葉は、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」なのだとか。それで母の日の花に、ピンクのアジサイが人気となってきたようです。
12本のバラは「Dozen Roses(ダズンローゼズ)」と呼ばれ、昔のヨーロッパでは、男性がプロポーズするために12本のバラを摘んで、彼女にプレゼントしていたとか。12本のバラにはそれぞれの意味があって、それは、愛情・情熱・感謝・希望・幸福・永遠・尊敬・努力・栄光・誠実・信頼・真実。これら12の想いを込めて「このすべてをあなたに誓います」という決意の表示。最近では、結婚式の演出として取り入れるカップルも増加しているそうです。
30年前くらいの事、私は体調を崩して淡路島の断食道場にて3週間ほど静養をしてきた事がありました。帰宅すると今は亡き夫からのプレゼントのバラの花束が玄関に飾ってあり驚きました。3人の子供たちと一緒に映っているバラの花の写真が、私の部屋に今も飾ってあります。ふと写真の赤いバラを数えてビックリ、12本でした。夫は、バラの12本のいわれを知っていたのかしら、と思わず古い写真に合掌してしまいました。
ハワイ留学へ 60代からのユルユラAloha留学 No.92
蒼井 絹子
北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。
1984年 「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用。
1987〜89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当。
1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設。
1997〜2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞。
2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞。
2003年 東京に工房・オフィスを開設。
2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞。
2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選。
2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学。
2015年1月17日、卒業