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【アラ古希からのユルユラAlohaマインド】女性シニアもときめいたWBC
私のフェルトワークのグループラインから、大谷翔平君の写真とメッセージが送られてきました。写真の大谷君は白っぽいワイシャツで一番上のボタンを開け、スーツの下のような黒っぽいズボンにヘアースタイルは7・3分けで、黒っぽいキャスターボストンを引いている颯爽と歩いているその姿は、フレッシュなビジネスマンの様に見えます。
「WBCなう。目がはなせませ~ん!!」との書き込みや、「野球に興味を持ったのは、初めてでした。日本の若者が素晴らしいと思えました」との声もあり、「今日のWBCは移動中でラジオをイヤホンで聞いてたまらなくたのしませてもらいました」などなど。
日本中の老若男女の多くが熱狂したWBC。小さな野球少年たちはどれだけ自分の未来と大谷翔平君を重ねる夢を見たことでしょう……。
レポーターが大谷君に「日本はますます野球がこれから盛んになるでしょうね?」と質問をすると、彼は「日本だけではありませんよ。中国も韓国もその他のたくさんの国が野球好きになりますよ」と、対戦相手だった国々の名前をすかさず並べた時、私は、この人はなんとたくさんの魅力が備わっている人なのでしょう、と思えました。
選手の活躍はもちろんですが、代表チームを率いた栗山英樹監督もすごい人。二刀流のスーパースター大谷君を北海道日本ハムファイターズ時代に育て上げたのも栗山監督です。
栗山監督が心酔したという本は、『稲盛和夫 明日からすぐ役立つ15の言葉』(稲森和夫氏:京都セラミツク株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、平成9年より名誉会長。昭和59年には第二電電(現・KDDI)を設立、会長に就任、平成13年より最高顧問。22年には日本航空会長に就任し、27年より名誉顧問。昭和59年に稲盛財団を設立。日本の財界人のリーダー的存在)
その中で語られていたのは、
*謙虚さは「魔除け」になる。
*成功を「試練」と思えるか、どうか。
*素直に言って、素直に叱られて、素直に反省する。
*悪いことを思うと、人生そのものが悪くなる
*「人間として何が正しいか」で判断すれば、間違いはない。
*掃除を「創造的に取り組む」と、どうなるでしょうか?
*いいリーダーとは、「現場の力」を引き出すリーダー。
これはまさに栗山監督からにじみ出てくる言葉と人柄とに重なるのでは、と思いました。
テレビのWBCを自室で観戦しながら夢中でパジャマ姿で拍手喝采していた自分はまさしく自由人。優勝に沸き立って感激していた若者たちと同じくらいに歓喜。WBC観戦後に、ふと「今、私は平和」と、わが人生に感謝したいと思いました。
これからの人生へ アラ古希からのユルユラAlohaマインド No.125
蒼井 絹子
北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。
1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用
1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当
1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設
1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞
2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞
2003年 東京に工房・オフィスを開設
2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞
2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選
2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学
2015年1月17日 同校卒業
2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓