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アラ古希からのユルユラAlohaマインド

【60代からのユルユラALOHA留学】運転免許証返納

 先日、運転免許証返納に近くの警察署へ行ってきました。

 高齢ドライバーの事故のニュースを見る毎に、切なくなります。ほとんどの方がブレーキとアクセルの踏み間違いで、人身事故を起こしています。乳幼児や若いママさんたちの突然の死には、胸が痛みます。

 運転免許証を持っていれば、もしかしたら、何かの時にちょっとだけ車を運転してしまうかも知れませんが、もう免許がないとなれば、絶対に運転をすることはありません。自分から事故を起こす心配は、一つ消すことができます。

 東京では、バスも電車も便利が良いので車の必要性を感じないです。田舎では、家人の数だけの車もある家もあるとか。

 普段運転をしない私にとりましては、身分証明書代わりでした運転免許証。返納後には運転経歴証明書を発行してもらえました。サイズも形も写真も同じ位置です。

 写真を見るとビックリ。5年前の私と比べますと目じりは垂れ下がり、ほうれい線も深くなり、ずばり言ってしまえば、5年の歳月でこんなにも婆ちゃんに私はなりました、と、見え見えの写真です。でも、免許であれば5年ごとに写真が変わるわけですが、運転経歴証明書のこのカードはこれから一生私の身分証明書になるのです。となりますと、80歳になっても今のこの72歳のたれ目写真を使えるのですから、良しとしなければ、と可笑しくなってしまいました。

 

 あと、数年も経てば電気自動車の時代が来るのかもしれません。友人の一人は、せめて電気自動車の誕生まで免許は持っていれば良かったのに! と言ってくれる方もいます。パソコンですらも不具合が起きますと、自分の手には負えなくなるのに、電気自動車が生まれたとしても、何か不具合が起きた時に、どうすべきかの判断力や名案が私の頭に浮かんでくるとは思えません。なにせ、立ち上がるのにも「よいっしょ」と思わず声がけをしている近頃の自分。

 64歳でよくぞ一人でハワイマッサージスクールを受験し、アメリカ大使館で面接をしてきたりできたものだと、我ながら感心してしまいます。

 車社会のアメリカなどでは、幾つになっても免許返納などは無いのでしょうか? それとも運転講習会が高齢者は定期的に受けるシステムがあるとか?

 日本でも過疎化の進む町では80歳の方が、90歳代100歳代の方々の見回りに自分の車で行く地域もあるとかと聞いたことがあります。電気自動車が普及したときには再度勉強し、免許を取り直すこともきっとできるはずと、己を元気付けています。

  ハワイ留学へ 60代からのユルユラAloha留学 No.111

蒼井 絹子

北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。 

1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用 

1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当 

1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設 

1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞 

2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞 

2003年 東京に工房・オフィスを開設 

2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞 

2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選 

2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学 

2015年1月17日 同校卒業 

2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓

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