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【アラ古希からのユルユラAlohaマインド】目からうろこ
団塊、バブル、氷河期、Z世代と、時は変遷してきます。私は、団塊の世代である1949年生まれの現在73歳。私の子供たちは団塊ジュニア。孫たちはZ世代となります。
ちなみに団塊ジュニア世代は1971~74年頃生まれ、ゆとり世代と呼ばれるのは1987~2004年生まれ、ミレニアル世代は1980~90年代前半生まれ、そしてZ世代は1995~2010年生まれと言われています。
78歳のテレビレポーターをつい最近テレビで見ました。彼女がレポートしていた話題は、「令和の結婚式」。今どきの結婚式は、昔とは違い神前式の挙式も親せき挨拶もなし。金屏風の前に立つ金襴緞子の花嫁衣装の姿も白い角かくしの和装姿もなし。お色直しのウエディングドレスもなし。豪華なケーキカットもなし。身内の着物の正装姿もなしなんだそう。
私の黒留め袖も色留め袖の着物の出番もこの先一生ないでしょう。喪服の着物ももうきっと着ないでしょう。両親を送り、姉、兄も亡くなり。今は義理の兄と姪たちだけが親戚です。
今どきは小さなお葬式がはやりなのです。私も最低価格の身内だけですます直葬で、自分には十分。散骨でもいいし、あとは、子供たちの好きなようにすれば良いと思っています。
今の夢は70歳代のうちに、若い時にできなかったアートの創作をして、温泉旅行にも行ってみたい。でも、もう残りの預金残高もさみしくなってきているのが残念ですが…。
70歳代でできる仕事といえばお掃除等の裏方と思いこみ、私には体力も気力もないし、もう稼ぎを生み出す手立てはないのか?! と、ほぼ諦めていました。
でも78歳のレポーターのはつらつとした姿を見て、刺激を受けました。彼女が所属している会社を検索したところ、芸能事務所でした。
主に、コマーシャルで、エキストラみたいなもの。老婆が孫と遊ぶ姿や、紙パンツモデル等。なるほど、顔さえ映らなければ、私にももしかしてできるかもしれないと、申し込みフォームから、アクセスしてみました。広告先を見ましたら、「東芝」「紳士服AOKI」「みずほ証券」「アデランス」「コナミ」「マルコメ」「日清」などなど。新しい発見ができると嬉しいです。門は叩かなければ開かないを体感できたのも年の功ですね(笑)。
80歳台になっても、アルバイトができる場があるなんて想像もしていませんでした。まったく。“目からうろこ”の心境です。
これからの人生へ アラ古希からのユルユラAlohaマインド No.127
蒼井 絹子
北海道生まれ。学習院女子短期大学英文科卒業。
1984年「ベルーシの涙は、スニーカーブルース」が、NHK北海道ラジオ創作ドラマで採用
1987~89年 3人の小学生の子供達を連れて渡米。シアトルのグリッフィンカレッジに 留学・卒業。シアトル日本語放送局にて番組を担当
1994年 北海道にて、陶芸工房【G-club】を開設
1997~2001年 北の生活産業デザインコンペにて入選・入賞
2002年 財団法人中小企業総合研究機構会長賞を「マグネット・アート」で受賞
2003年 東京に工房・オフィスを開設
2011年 日本旅行作家協会入会。東京都TASKものづくりコンテストにて奨励賞を受賞
2012年 東京都美術館「東京展」にて「マグネットアート」入選
2014年7月7日より、ハワイマッサージアカデミーへM-1(技術取得ビザ)にて留学
2015年1月17日 同校卒業
2020年12月 著書「人生の“サバティカル”留学」を上梓