2月の頭に孫の世話でグアムに行った義母が、その後このコロナの影響で当初の予定より大幅に延長して義姉宅に滞在。「もういい加減ハワイに帰りたいわ！」となって、6月末に帰ってきました。しかし、もし義母が家に帰ってくるとなると、一緒に住む主人も14日間の自己隔離が義務付けられ、仕事を休まないといけなくなるため、義母は現在空き家になっているカイムキの親戚宅にて自己隔離中です。

　５ヶ月もの間留守にしていたわけですが、その間に私は、共有スペースであるキッチンを大改造しました。ちょうどプロのお片付け士の友人が、オンラインでキッチンのお片付けのコンサルを新メニューで開始したとあり申し込みました。　 　

「ルールが全くないのね〜」と言われ、本当にその通り（苦笑）！我が家は、全てが適当なので、適当に物が置かれ、使用したものも適当な場所に戻す。だから、「あれ？ この間はここにあったのに、ない！ どこにあるんだ？！」って、探すこともしょっちゅう。その無駄な時間と労力をなくしたかったのです。　義母は物も捨てれない性格なので、たくさんの物がごちゃごちゃとあり、それをまず全部出してからの収納。大掛かりなプロジェクトでした。もちろん家主である義母が一番使いやすいようにというのを前提で友人も考えてくれました。

　３時間のコンサルのあとは、自分で徐々に時間を見つけながらやったのですが、このコンサルを受けて本当によかった！ おかげで今はとっても使いやすいキッチンになりました。それだけでなく思考の整理にもなったのです。

　また、我が家はペーパープレート＆ボウル族で、私はせっかくある食器類を使いたいと思っていたら、今回のコンサルを経て、使うようになり（使いやすいように収納のアドバイスをもらった）とっても満足。するとある日義弟が、「この皿懐かしいな！　子供の頃よくディナーはこのお皿ででてきたな」と言い出し、「そうなんだ?! 昔は、食器使ってたんだ？」と反応したら、「そうだよ。だって、貧乏だったからペーパープレートなんて買えなかったから。ペーパープレートはお金持ちが使うものだったのさ」と言うのでびっくり！ 主人もそれに同意していたのです。

　私は、確かに、ペーパープレートだと洗い物がなく楽ではありますが、無駄に感じ、素敵な食器を使う方が洗練されたライフスタイルだと信じていたので、まさかそんな考えがあったなんて夢にも思いませんでした。つまり、義母や主人たちからすると、ペーパープレート＆ボウルは「豊かさ」の象徴であり、それを当たり前の生活になるよう頑張ってきた証だと知りました。