アロハ! 田中徹也です。
あけましておめでとうございます!
2020年がいよいよ始まります。新しいことを始めようという今、日本に置きっぱなしの不動産もそろそろ考えないといけない。そんなお話を今回はさせていただきます。
それでは今回も日本の不動産売却についてのノウハウをお話しします。
日本で放っておいたままの不動産。誰かが住むわけでなく、使うわけでもなくボロボロ。また、そこまでボロボロでなくてもしばらく見に行っていない。そうした不動産を売る場合は、どのようなことに注意すればいいでしょうか?
【不動産屋さんと一緒に見に行く】
まず、売ろうと考えた時に、見に行けるのであれば、その前に売却を依頼する不動産屋さんの目星をつけて一緒に見に行ってもらいましょう。売る上で問題になることや、見ておくべきポイントが二度手間になりません。
見に行けない場合は、鍵を送るなどして、代わりに不動産屋さんに見に行ってもらうことになります。
【売った後の責任は負わないようにする】
通常家の売買などでは、「売ってから〇か月は売主が何かあれば責任を持つ」というような契約をおこないます。瑕疵担保責任と言われるものです。
ずっと住んでいた家を売る場合はあれば、現状どうなっているか分かっているので「問題ないです」と自信が持てる話も、しばらく誰も住んでいない家だと何が出てくるかわかりません。特に、自分以外が住んでいた場合などは雨漏りや様々なトラブルが今の持ち主に伝わっていないこともあります。
よって、責任を持ちようがないので瑕疵担保責任は「負わない」という契約にしましょう。
そういう意味では、不安があれば少し安価になりますがプロに買い取ってもらうことも検討すべきです。
【中に荷物がある場合は、早めに処分を】
たまに、放っておいた物件に荷物が入ったままの場合があります。その時は、すぐに片付けるようにしましょう。物をどけないと分からないことも出てきます、また現地にいくことでわかることもあります。特に昔の思い出のあるものが出てくることもあります。しかしそんなあなたにとって宝の山も、買う人にとっては「邪魔な荷物」にしか見えないのです。
売りに出して内覧がある場合も、見せるときは空家ですっきりしているほうがいいです。中に荷物がある場合は先に片付けておきましょう。
さて次回は今回少し触れた一般への売却ではなく、「不動産屋さんによる買取」についてお話しします。
田中徹也
株式会社ユービーエル 代表取締役
20年以上地元神戸で不動産仲介業務をおこなう。 全国を対象とした不動産売却のコンサルティングも行う。 ハワイ好きで、毎年ホノルルマラソンにも参加。
【メール】 [email protected]
【WEB】 https://www.e-ubl.co.jp/hj/
(日刊サン 2019.1.7)