日本とハワイの往来が制限されて早1年半…。ハワイの空気を感じられる「癒し写真」として楽しみにしている日刊サンの公式インスタグラムでも、日本からの1日の渡航者は数十人と寂しい数字が並びます。私がハワイ在住時、紙の日刊サンの一面に掲載されていた「日本からの到着人数」は閑散期でも4000人台。年末年始やお盆など多いときは8000人から9000人と記憶しています。日本とハワイが遠くなったような…、でも何とかハワイを感じたいそんな焦燥感を日々感じています。
都内ホテルでハワイフェアが続々…
そんな思いを狙ってか、東京の有名ホテルでは今夏一斉にハワイ気分を味わえるフェアが始まりました。私が一番注目しているのは品川・御殿山の「東京マリオットホテル」のプラン。6月1日~8月末まで「アロハ ハワイアンエクスペリエンス」として、ハワイの特産を使ったアフタヌーンティーやハワイアンメニューが並ぶ週末のビュッフェ、ハワイ気分を味わえるBBQなど、ハワイ禁断症気味の人が出かけたくなる仕掛けを全館通して展開しています。ハワイ在住時に、必ず我が家の冷蔵庫で冷えていたKONAビールが1本1200円も!しますが、ロコ気分を味わいたくて思わず買ってしまうかも?(近所のタイムズでは当時半ダース$8.99。日本はその約8倍!)
帝国ホテルもハワイムード
さらに帝国ホテルでは、姉妹ホテルの名門「ハレクラニフェア」を7月1日~8月末まで開催。こちはらワイキキの「ハレクラニ・ベーカリー」と同じレシピのパンを販売するほか、ココナッツケーキ(1500円)やハレクラニのシュリンプカレー(3300円)など、様々なメニューが期間限定で味わえるとか。
その他、都内のプリンスホテルも「東京ハワイ化計画」として、ホテル内のプールをロコ風にアレンジするほか、“ピンクパレス”ことロイヤルハワイアンホテルの伝統の味を楽しめるメニューが登場。
調べてみると他にも横浜のベイシェラトンで、7月1日~8月31日にハワイフェアを実施しており、どこのホテルにいくか、悩むほどです。そうそう横浜にはカハラホテルも昨年9月に誕生。一度足を運んでみたいと思っています。
ユニクロもハワイ柄登場
ホテル以外にも今夏はユニクロがハワイ在住の人気画家、ヘザー・ブラウンとコラボしたTシャツ(1500円)を販売。ビビットな海辺のイラストが大きくプリントされた気分が盛り上がるデザインで、一部限定店舗で発売され、即ソールドアウトになりました。私も発売日を待ち構え、家族全員分をネットでポチっ。ほんとに可愛いく、今夏ヘビロテで着ているTシャツです。
ハワイから帰国して早7年たった我が家では、窓辺にライオンコーヒーやKONAビールの瓶、ALOHAのオブジェを飾りハワイを感じられるコーナーを作り、日々眺めています。日本に帰国以来、2年以上も渡ハできないのは最長です。
今夏は都内ホテルのハワイフェアで、その禁断症状を少し癒してみましょうか?
東京・大手町発 マスコミ系働き女子のひとりごと Vol.36
(日刊サン 2021.7.9)
竹下聖(たけしたひじり)
東京生まれ。大学卒業後、東京の某新聞社でスポーツ記者、広告営業として15年間勤務後、2012年〜2014年末まで約3年間ハワイに滞在。帰国後は2016年より、大手町のマスコミ系企業に勤務。趣味はヨガと銭湯巡り。夫と中学生の娘、トイプードルと都内在住。
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