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【ちょっと役立つ 日本の新製品】段ボールの解体に便利なハサミ
長きに渡るコロナ渦で、在宅での 自粛やテレワークが増えて、不要不急の食事や買い物などでの外出も激減しました。小生宅も生鮮食品などを除き、オンラインショップを多く利用することで、コロナ感染の危機を逃れてきました。最近の「規制緩和」で旅行客や外食なども元に戻りつつありますが、わざわざ動かなくても済む「通販生活/巣篭もり生活」に慣れた習慣は抜けません。ちなみに小生は、2019年には130件だった通販利用が、2020年には253件、2021年には222件、そして本年6月時点で97件に。一方、地元での買い物は平均週2回程度でした。
宅配業者には感謝しているのですが、ほぼ毎日来るダンポール箱には悩まされます。まず、開梱包でハサミやカッターナイフなどを使わなければならなく、リサイクル物収集日前には大量のボンボール箱を解体して平に重ねて縛らなくてはいけません。
ここで紹介したいのが、メイダイ社の「宅配開梱ハサミ」です。最近では、開けやすい箱が増えていますが、まだまだ、粘着テープで封をしてあるものが主流です。剥がれないようにテープが重ねつけされている場合はカッターが便利ですが、カッターだと刃が出過ぎて中身を傷つけてしまう恐れがあります。
この「宅配開梱ハサミ」は、片刃が少しだけ長くなっており、テープなどの切り込みたい場所に、柔らかく差し込むことができるようになっています。この少しだけ長くなっているというところがポイントで、箱の中身までは刃が届かないので、中身を傷つけることなく包装テープだけが切れます。
これまで、ヒモやPPバンドの切り取りはハサミで、宛名ラベルや段ボール箱の解体はカッターナイフでと、使い分けていたのを、このハサミさえあれば、面倒な使い分けは不要になります。
通常のハサミでテープを切ると粘着剤が刃についてしまい、徐々に切れ味が落ちてきますが、この宅配開梱ハサミは刃の内側が凹凸になっており、粘着剤が付きにくいように加工されています。また、使わないときはキャップがあるので、安全に保管できます。
このハサミは、刃物の町として知られる岐阜県関市で生産され、切れ味や機能性も納得の商品です。価格は税込1980円で売られています。なお、サイズは縦16センチ、横幅6.5センチで、重さ45グラムだそうです。
No.317
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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