コロナ騒ぎ以来、自分で調理することが増えました。レシピ本を参考に色々な料理に挑戦しているのですが、食材や調味料に関しては計量器の助けなしにはどうにもなりません。味についてはその都度異なり、2度と同じ味には出来ません。家人には評判が悪いことも多いです。味加減以外には、火加減が難しいこともあります。一応、電子レンジ、電気オーブン、IHもありますが、ガスストーブは費用がかからず使用頻度も高いのですが、火加減が特に難しいです。また、火元に注意しておく必要もあり、ひと時には一品の料理に専念しなければなりません。
最近は、空焚きなどをしてしまうのが怖いので、火の用心のため電子レンジなど電気を使うことを中心にしようと考えていました。そこで見つけたのが、1つの容器で、電子レンジで「煮る」「炊く」「蒸す「炒める」「茹でる」「オーブン調理」という６種類の調理機能を持つという万能ツールです。
これまでも電子レンジ用の「焦げ目がつく、魚や肉を焼く容器」、「ゆで卵器」、「蒸し器」などの便利なグッズも使っていましたが、それぞれのグッズを揃えると結構高額になっていました。今回の製品は調理容器としてだけではなく、保存にも使えること、そしてなにより、1つの容器で、しかも短時間で本格的な料理ができるというところが気に入り、日本から至急取り寄せたのです。日本の国産というのも、安心して購入できる点でした。
そのグッズは、岩谷マテリアル（株）のマルチクッキングカプセル「グルラボGOURLAB」。これ1つで、下ごしらえやミキシングボウル機能、保存容器機能、水切りや湯切りのストレイナー機能などが簡単かつ安全にできます。さらに、これ1つで色々な調理プロセスをカバーし調理時間が短いのです。手早く、ささっと手作りでき、電気代も節約できます。また、油なしで調理でき、
余分な食材からの油も落としてくれるのです。使った後も、洗うのが簡単で水や洗剤の使用も少なくて済みます。さらに調理中や保存時に使用する食品ラップの使用も減らすこともできるようです。
我が家に届いてからまだ10日ほどですが、鶏の唐揚げ、すき焼き、魚の煮付け、卵料理、焼き肉などに挑戦してみました。結果は、“とても便利”の一言です。レシピ本もついており、よく食べる料理はほとんどカバーされています。なにしろ、大体の調理が数分以内に出来、長時間かかることがないのです。
このセットには大容器、小容器、スクエア容器、ヘルシープレートを含んでおり、耐熱温度は本体は230度、耐冷はマイナス40度で、保存した状態のまま、電子レンジで調理をすぐに始めることも出来ます。小容器は一人用として使えます。
肝心の価格ですが、マルチセットで6600円でした。（参考：通販でアメリカまで送ってくれます。送料は別途）
画像：岩谷マテリアル社
No.358
となりのおじさん
在米35年。生活に密着した科学技術の最新応用に興味を持つ。コラムへのコメントは、 [email protected]まで
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