みなさん、こんにちは。世間では、コロナは無くなったかのような雰囲気ですが、主人が2回目のコロナにかかったり、学校でも陽性の生徒がいたというお便りが来たりしているようです。
そんな中、私は久しぶりに風邪をひきました。最初は喉が少し痛いくらいの症状でしたが、すっかりコロナのことは忘れていました。喉が治らずだるかったので、思い出したかのようにセルフチェックをしてみたら、“陰性”。コロナでないとなると、風邪ですね…。私の子供達が、同じ症状で痰のからむ咳をしていたので、全く同じ症状になりました。周りに聞いたところ、同じ症状の風邪が流行っていたことが分かりました。
それはともかく長引いて1週間くらい続き、風邪ってこんなにだるかったんだ、と久しぶりに思いました。そして今、Vogの影響でしょうか、それとも花粉か何か、春になって植物のアレルギーが発症したのか、同じような症状に再び悩まされています。ひどくはないですが、咳も出ます。周りを見ると、マスクをしている人も気持ち増えているような気がします。
こんな時、私が子供にも自分自身にも使うブレンドがあります。最近は咳が長引くことが多いので、喘息に効くようなブレンドにしています。ユーカリ、プチグレン、バジルのブレンド。今まであまりバジルを使ってきたことがなかったのですが、せっかくあるんだからと無理にでも(それはないですが)使おうと考えてみました。バジルに含まれているメチルカビコールという成分が、痰を取り去り、喘息を鎮める効果があるとされています。
バジルには2種類、リナロールを多く含むものと、メチルカビコールを多く含むものとがあります。喘息の場合には、メチルカビコールの多く含まれている方を使用するようにしましょう。ただ、バジルの精油は刺激のかなり強い精油に入るので、小さなお子様に使用する際には注意が必要です。バジルを使わずにユーカリとプチグレンだけ、もしくはユーカリとラヴィンツァラの組み合わせでも良いでしょう。この時に使用するユーカリは、刺激の少ないユーカリ・ラディアタの方をご使用ください。
これらの精油を、必ずホホバオイルなどのベースとなるオイルで希釈します。胸、背、首から肩にかけて、寝る前と朝の1日2回塗布します。特に寝る前は、咳が出るようでは睡眠に影響するので重要です。とにかく寝ないと治らないですからね。睡眠第一ですね!
アロマのある生活 No.199
山中麻瑠 Maru Yamanaka
1999年に渡豪、IFA認定アロマセラピストとなる。オーストラリア某有名デイスパ、日本で医療現場、ホテルスパ、等で経験を積み、アロマセラピスト育成講師も務める。2005年ハワイに渡り、2008年より11年間アロマアットホームのオーナーを務める。現在、アロマセラピーを広める活動中。2014年からアロマセラピーワークショップ開催。
インスタグラム:@marukimoto_808aroma
FBページ:MY Essence Hawaii
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