スペシャル申請期間 Special Enrollment Period
スペシャル申請期間 Special Enrollment Period
メディケアを申請できる時期は色々ありますが、今日ご紹介するのはスペシャル申請期間です。
最近では65歳になっても仕事を続けている方が多いので、会社からグループ保険を提供してもらっている場合、退職するまで申請する必要はありませんが、グループの健康保険を持っている間、いつでもメディケアを申請することがでるのをご存知ですか?
65歳の初期申請期間にメディケアのパートAのみを申請なさった方が退職される場合のお話をします。
会社からのグループ保険が無くなる時
退職を決めたら、退職3ヵ月前からメディケアのパートBの申請手続きができます。
最近では自分の意志ではなく、会社から突然解雇通知が出され、今月の末でグループの健康保険が無くなくなるというケースも多いようです。
私のケースをご紹介しましょう
去年のコロナで騒がれた頃、4月にはいよいよパート職は危ないなと思い、メディケアのパートBを率先して申請しました。推測通り6月には解雇通知が出されました。
私はすでにメディケアカードが届いていたので、メディケア・アドバンテージに加入して、一時期、グループ保険と両方を持っていました。8月末にグループの健康保険が無くなりましたが、慌てることなく、9月からはシニアの保険のみとなりました。
このように前もって、準備をしておくと、何が起きても安心ですが、ぎりぎり待っていると後でばたばたすることになったり、カードが予定どおり届かなかったこともありました。
慌ててメディケアのパートBの申請手続きをしても通常1ヵ月はかかります。
最悪のケースとして、5月のお誕生日の方は2月にメディケアの事務所へ必要書類を持参して、申請しました。その後事務所はクローズとなり、電話でのやり取りとなり、カードを受け取るまでなんと半年かかったケースです。
この様にスムーズに行かないこともあり、事務所の対応も悪く、ストレスの毎日だったことでしょう。
•ハワイに引越して来た方もこの期間を利用して2カ月以内でしたら申請できます。
•メディケイドのステータスが変わる時
色々なタイプがありますので、詳しくはエージェントにお尋ね下さい。
(日刊サン 2021.09.29)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]