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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】 65歳になっても働き続けている方はいつメディケアの申請をしますか?
アメリカでは65歳になるとメディケアと呼ばれる連邦政府の医療保険に加入することができますが、10年税金を納めていれば、パートAは無料でもらえます。
パートBは収入により保険料が決められ、2023年の保険料は$164.90から$560.50になっています。
ここで気を付けなくてはいけないことは従業員が20名未満の場合、パートBの申請が必要かどうか会社の人事課及びメディケア事務所に確認することをお勧めします。
どちらが最初にカバーする保険(PRIMARY)か2番目にカバーする保険(SECONDARY)かを知る必要があります。
65歳過ぎてグループ保険を持ち、働き続ける場合、いつメディケアの申請ができるのでしょうか?
経費の削減を考えるのであれば、退社する3ヵ月前からパートBの申請が出来ますが、グループ保険を持っている場合、いつでも好きな時期にメディケアの申請が出来るのをご存知ですか?
通常申請してから4~6週間でメディケアカードを受け取ることが出来ます。永住権か市民権かにより揃える書類が異なりますので、前もっていつでも申請できるよう書類を用意することをお勧めします。会社の保険が切れてからメディケア及び薬のカバッレジの取得までにギャップが起こらないよう、気を付けなくてはなりません。
65歳過ぎたら、何がしかの薬のカバレッジを持っていなければなりませんので、気を付けましょう!
メディケアの取得後、一般の方は下記のようなチョイスがあります。
オプション1:パートC(メディケア・アドバンテージ)
オプション2:オリジナルメディケア+パートD
オプション3:オリジナルメディケア+パートD+メディケアサプルメント
メディケア・アドバンテージのプランは毎年内容が変わりますので、毎年見直しが必要ですが、一旦手続きしたら、そのままにしている方は色々な変更点を知らずに損しているかもしれません。
現在ホノルルには20種類のメディケア・アドバンテージがありますので、ご自分に合ったプランを一つ選ぶことになります。
(日刊サン 2023.10.25)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]