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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】 4つのパートに分かれるメディケア
パートA(医療提供者―米国政府)
病院や高度看護施設に入院したり、在宅介護、ホスピスケアなどの医療費をカバーするもので、65歳以上でアメリカ市民権、あるいは永住権で5年以上滞在した方で、アメリカに10年以上働いて税金を納めていれば、保険料は基本的に無料でもらえます。
働いたことのない方でも、配偶者が10年以上働いていれば、無料でもらえます。
しかし、抽選や呼び寄せで永住権を取得した方で、アメリカで働いたことのない方は、2023年の月保険料を$506支払えば、パートAを受け取ることが出来ます。
65歳未満でも24ヵ月以上の障害者給付を受けていたり、特定の条件を満たすと、加入資格が得られます。
パートB(医療提供者―米国政府)
お医者様にかかった際の診察料、検査や外来治療の保険で、パートAがカバーしない医療も補償するだけでなく、予防医療の一部もカバーされ、保険料は収入によって異なり、2023年の月保険料は$164.90~$560.50です。
ソーシャルセキュリティーを受け取っている方は収入から差し引かれますが、まだ受け取っていない方は請求書が3ヵ月に1回送られて来ます。
色々なお支払い方法がありますので、手続きの際、お尋ね下さい。
パートC(医療提供者―保険会社)
別名メディケア・アドバンテージと呼ばれています。
パートAとパートBの両方を持っていないと加入資格がありませんが、政府の認可を得て保険会社が提供しているプランです。パートAとパートBの他にパートDの処方箋薬までカバーするプランがあります。
ハワイではタイプとしてはPPOやHMOなどがありますので、どのタイプがご自分に合っているか主治医にご確認下さい。オアフ島だけでも20種類のプランがありますが、その中から1つ選ぶことになります。
パートD(医療提供者―保険会社)
2006年メディケアに追加された処方箋薬のための保険。
メディケアの加入例ですので、参考にして下さい。
●パートA+パートB+パートD
●パートA+パートB+パートD+メディケアサプルメント保険
●パートC
65歳からドラッグカバレッジが義務付けられていますので、ペナルティのかからないようご注意下さい。
(日刊サン 2023.9.13)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]