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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】豊かなリタイヤメント、将来のために金融資産を増やしましょう
リタイヤメントプランは、ご自分で積極的に勉強して早く始める人とそうでない人では大きな差がつく時代です。日本でもアメリカでも同じようなことが言えますが、国や会社が将来を守ってくれる時代ではありません。
アメリカでは日本のような退職金制度もなかったので、昔から自己責任で老後に備えるよう言われていました。実際退職して受け取る社会保障年金は、稼ぎの多い方はたくさん貰える仕組みですので、申告の少ない方は雀の涙程度しか貰えない話をよく耳にします。
2022年の平均は社会保障年金は$1,650位ですので、1人で暮らしていたら、到底やりくりできる金額ではありません。皆さんは足りない分をどのように補っていますか? 貯金を切り崩していたら、いつか底をつきます。現役の時に401Kと税制優遇のある個人年金IRAやROTH IRAなどで老後に備える必要があります。
最近の金融不安から将来への不安を抱えている方はニーズに合わせて将来の方向を見直す必要性もあるでしょう。バラエティー豊富な投資商品から選ぶのは大変ですが、目的と目標金額を明確にすることが商品選びのポイントです。老後にかかる生活費を見積ったことがありますか? ハワイでは一人暮らしの方が多いです。不足分を月あたり$1,500で見積ってみると、年間$18,000、20年間で$360,000になります。この足りない分を、あなたはどのように捻出しますか?
早くから蓄えを始めている方は長期及び複利効果を利用して、どんどんお金を増やすことが出来ます。複利の効果とは得られた利益を再投資することにより、そこから更なる利益を生み出すことが出来ます。
私は23歳まで日本にいましたが、残念ながら誰もインベストメントの話をする人が周りにいませんでした。自分の通っていた学校でもインベストメントのクラスはありませんでしたし、30代でこのような知識があれば、お金の運用の仕方が変わったのではないかと後悔しています。最近日本では高校の授業にインベストメントのクラスが設けられているそうです。タンス預金をしていても貨幣価値はどんどん下がってきますので、上手く運用する必要があります。
(日刊サン 2022.7.20)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]