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ハワイ在住者のためのライフプランのお話

【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】 社会保障について

 社会保障を受け取る資格は62歳から得られます。ただし、資格を取得してから徴収が開始されるまでの期間(70歳まで)が長ければ長いほど、年間支払額は高額になります。遺族給付金や社会保障障害保険(SSDI)の受給資格のある人は、より早く徴収を開始できます。

働きながら社会保障を受け取ることはできますか?

 はい。 実際、2023年の社会保障受給者の26%はまだ働いています。ただし、満期退職年齢(67歳)未満で一定の収入以上の場合は、一時的に月々の支払額が減額されます。満額の退職年齢に達すると、限度額を超えて稼ぐことによって支給額が増額されます。

社会保障から毎年いくら受け取れますか?

 社会保障収入はさまざまな要因によって決まりますが、最も重要なのは仕事から得られる生涯収入です。 社会保障局は、あなたの35年間の最も収入が多かった年を調査し、インフレ調整後の平均を計算し、この情報を式に当てはめて「基本的な」給付金を計算します。社会保障を請求するときの年齢も、受け取る金額に影響します。

毎月受け取ることができる社会保障支払いの最大額はいくらですか?

 2023年の社会保障の最高月額支払額は$3,627です。62歳で受け取ると$2.572で、70歳で受け取ると$4,555になります。平均退職金は$1,833です。 最高額の給付金を受け取るには、少なくとも35年間勤務し、収入が課税所得の上限を超え、完全退職年齢 (1960 年以降生まれの場合は67歳)に達している必要があります。

 まわりの友達がどのくらい受け取っているかはわからないのですが、日本人はアメリカで働いている年数が35年に達している方は少ないので、一般的に社会保障の受取額は少ないようです。

 自家営業で税金をしっかり納めている方はそれなりの受取額がありますが、きちんと申告をしなかった方の受取額は$1000に達していないこともあります。人生100年と言われていますので、退職後の年数を考えると、きちんと申告して、社会保障を受け取る方が賢いかもしれません。

 一生現役と言って働いている方もいますが、自分が思うようにいつまでも元気でいられるかどうかはわかりません。予期せぬ病気になることもありますので、老後の対策は必要ですね。

社会保障に加入するにはどうすればよいですか?

 退職金、配偶者手当、障害手当金は、オンライン (ssa.gov)、電話(1-800-772-1213)、または最寄りの社会保障事務所で直接申請できます。

(日刊サン 2024.1.31)

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト

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