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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】家庭の経費の見直し
多くの方はシニアになると収入が限られてきます。毎月の固定費がどの位かかるか見直ししてみましょう。ご夫婦で暮らしている時はソーシャル・セキュリティも二人分が支給されますが、1人になると今までの収入の60~70%位になります。同じような生活を続けていたら、どうなるでしょうか。どんな固定費があるか見てみると下記のとおりです。
- 家賃、あるいは不動産のローンや管理費
- 高熱費
- 保険料(医療保険、生命保険、ホームオーナー保険、車保険など)
- 通信費
- 車の維持費
住んでいる家も、子供が独立すれば大きな家に住む必要はなくなりますし、余裕があれば2ベッドルーム、1人になったら1ベッドルームやスタジオで十分です。ハワイは家賃が高いので、1人になったらシニアハウジングに入るのも良いかもしれません。高齢になってから賃貸物件を探すのは難しくなります。シニアハウジングなら物件によっては収入の30%で借りられますし、追い出される心配はありませんので、興味のある方は早めに申込することをお勧めします。
【ここからは節約方法のご提案です】
•ある知人は車を処分して通常はバスを利用し、たまにはウーバーを利用しています。年間の車の保険料及び維持費を考えれば、かなりの節約です。車のローンを組むなら、収入の10%までに抑えましょう。
•過去に加入した保険の見直しをしてみてください。昔加入したユニバーサル保険をお持ちでしたら、保障期間が短くなっていることもあります。最新の設計書を取り寄せて、エージェントに相談してみましょう。家族のために加入した生命保険も老後の対策がされていれば、大きな額の生命保険は必要がないかもしれません。
•クレジットカードは毎月使用した額を翌月には全額支払えば、高いファイナンスチャージを支払わずにすみます。
•ランチやコーヒーのテイクアウトや外食の見直し
•ケーブルや携帯電話料金の見直し
私は携帯電話2台で今まで$180位何年も支払っていましたが、電話会社を変えることで、今では2台で$50弱ですんでいます。皆さんも税金申告の時期に年に1回は経費の見直しをしてみたらいかがでしょうか。無駄な経費が見つかるかもしれません。
(日刊サン 2023.1.25)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]